Johnson Lifelog | Cornell MBA 留学記

コーネル大学ジョンソン経営大学院にてMBA留学中。コーネルMBAの合格体験記、留学生活の紹介に加え、ホスピタリティ、デザイン関連のトピックを扱います。

コーネルMBAの住宅事情(引っ越し&シェアハウス開始)

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最近はアドミッション関連のご案内ばかりで、記事を書かないうちに2年目が始まってしまいました。

2年目から新たな家に引っ越しをしたこともあり、今日は、イサカでの住居について書きたいと思います。

 

 

コーネルMBAの住宅事情

コーネルMBA生はキャンパスを囲む大きく分けて2つのエリア(+その他)に住んでいます。

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  • Collegetown(campusから徒歩20分程度)
  • Downtown(campusから徒歩30分程度、イサカの中心)
  • Other(North campus, Fall creek等)

CollegetownとDowntown合わせて大体6,7割のクラスメイトがそのエリアに住んでいるイメージです。詳細をお知りになりたい方はこちらのHousing Guideを御覧ください。(生徒により作成され、大学がオフィシャルに公表しているものです)

1年目の住居:College Town Terrace

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私が1年目の住居に選んだのが、MBA生(特に単身)の中で最もポピュラーなカレッジタウンテラス(CTT)です。キャンパスとダウンタウンの中間に位置し、大小合わせて20棟近くのアパートが立ち並ぶ巨大な施設。アンケートによると、クラスメイトの約3割、インターナショナル生の約4割がCTTに住んでいるようです。

良いところ

・クラスメイトが多い

個人的に一番の利点は、やはりクラスメイトの多さでした。もちろん、友人と近くに住んでいるので、コミュニケーションを取りやすかったり飲みに誘いやすかったり、というのもあるのですが、グループワークで集まりやすいというのも1年目には非常に重要でした。

コアチームでは、5人中4人がCTTに住んでいたため、その中の1人の家をヘッドクオーターと呼んでいつもそこでミーティングを行っていました。ケースコンペティションの際も、ミーティングルームの予約を争う必要も、時間で追い出される必要もなく、課題が終わればそのままビールが飲めるという素晴らしいHQでした。

また、SGEイマージョンでも4人中3人がCTTに住んでおり、ミーティングやプレゼン練習にとても便利でした。

・充実した設備

CTTは比較的新しい物件で(且つ自分の住んでいた建物は新築でした)あるとともに、共用設備がとても充実しています。

  • スタディルーム(ミーティングもできる)
  • TVルーム(映画を見たり、ラップトップをつないでプレゼン練習ができる)
  • ジム
  • 入居者専用送迎バス
  • エアコン

まさに学生のニーズを捉えた設備が全て揃っており、CTTに住んでおけば間違いないと言ったところでしょうか。ちなみに、家具一式も備わっています。

・サブリースしやすい

前述のような魅力的な施設のため、夏場(5月に授業が終わってから7、8月にリースが切れる迄)のサブリースも比較的見つかりやすい施設だと思います。

悪いところ

・若干割高?

基本的にイサカの家賃は高いので、CTTだけがというわけではないですが、やはりシェアハウスに比べると割高。施設の新しさ、ジム、シャトルバスの金額が含まれていると納得、という料金でした(自分はプライベートベッドルーム&バスルーム、キッチン&ランドリーシェアで月$975でした)また、車を持っている学生には駐車場料金が高いようでした。

・うるさい?

CTTでよく言われるのが、毎日夜通しパーティが行われていてうるさい、という話です。これは住んでいる棟や隣人によって大きく変わりますが、個人的には許容範囲でした。ただ、確かに隣の部屋の声はよく聞こえますし、空調の配管を通じて映画の音や音楽が隣からよく聞こえてくるので(一緒に楽しめるレベル笑)人によっては(またはご家族など)うるさいと感じることもあると思います。

 

2年目の住居:House @ east ithaca

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2年目はうってかわり、DowntownでもCollegetownでもない、east ithacaというクラスメイトはあまり多く住んでいない(その代りに鹿がいる)エリアにてシェアハウスをしています。1年目に比べてある程度の時間の余裕が見込める中で、英語の上達のためにルームメイトが欲しかったこと、自分の時間をしっかり取りたかったこと、家賃を下げたかったことが理由です。ちなみに、この家は友人がCraigslistで見つけたそうです。

良いところ

・生活費が安い

家賃はだいぶ安く、CTTの2/3で済んでいます。また、家具等も一通り揃っている&みんなでシェアするので生活コストは抑えられています。また自炊する割合も増えています。

・自分のペースで生活ができる

これは2年目になったからという要素も大きいと思いますが、全てに忙殺され、家に帰っても気持ちは常に学校にいるような感覚だった1年目と比べて、学校に行くときと家にいるときの切り替えがうまくでき、自分のペースで生活できています。

・自然に囲まれている&静か

隣家との距離もあり、裏には林が広がっているので、とても静かです。虫の声を聞きながら、別荘にでも来たような気分になります。また、家から徒歩30秒でトレイルにたどり着くため、毎朝散歩かランニングに出かける習慣ができました。林に囲まれた道を通っての自転車通学もとても気持ち良いです。

ただの偶然かもしれませんが、ルームメイトのひとりはSustainable Global Enterprise Immersion、道を挟んだ向かいにもSGE生が2人住んでいます。

・家でも英語が話せる

CTTでもルームシェアをすれば同じ状況ですが、やはりこれはありがたいです。リクルーティング等フォーマルな英語を書かなければいけない際にすぐ添削をお願いできたり、とても助けてもらっています。

悪いところ

冬が怖い(笑)

冬が来ると自転車通学&朝のランニングが難しくなりそうなのが残念です。その変わりに家からスノーシューツアーに出かけられるそうです。

ダウンタウンからの距離が遠い

CTTの時には、ダウンタウンで飲んでいてもその後歩いて帰れていたのですが、流石にここまで徒歩で帰ってくるのは難しそうです。また、キャンパス以外でのミーティングには少し行きづらいイメージがあります。

 

総括すると、1年目は間違いなくCTTで正解だったと思いますし、2年目は少し場所的・時間的な不自由が出るかもしれませんが、学校生活以外の、自分の健康のケア、自分のキャリア・プロジェクトに費やす時間、をしっかりバランス取りながら過ごせれば良いなと思っています。

ちなみに、私のように単身ではなくご家族とお住まいになる場合には、条件もだいぶ変わってくるかと思いますので、詳細はお問い合わせ下さい。