学校は一週間ちょっとの春休みに突入しました。私は、SGEのクラスでワシントンDCトレックへ行った後、そのまま数日滞在し、昨日イサカに帰ってきました。
今は、休み明けの提出に向けてレポート&プレゼンに取り掛かっているのですが、このクラスは、Hotel schoolと Design and Environmental Analysis (college of human ecology) が提供する、Health, Hospitality and Design Industry Seminar というものです。
※ちなみにCollege of Businessへの統合の結果、Hotel schoolのGradレベルの授業は、通常のJohnsonのelectiveの単位と同等に卒業単位に参入できます(他学科から取れる単位数に制限されない)
毎週ヘルスケアやホスピタリティのファシリティデザインに関連するゲストスピーカーがレクチャーに来てくれるのですが、その中間課題が、スピーカーの中から3名を選んでレポート&プレゼンボードを作成するというもので、
- 3名の話がどのようにrelatedしているか述べ、
- それらを synthesizeし、
- 自らのconcernやideaを加える
というシンプルなものなのですが、学習にはこの流れが大事だなと改めて思います。(そんなん10年前の大学時代に思っとけよ!というのはごもっともです…)
「経営について体系的に学べる」というのは多くのビジネススクールの体験談やWhy MBA等でも耳にする言葉ですが、この「体系的に学ぶ」ということのひとつのキーワードがsynthesizeだと考えます。
体系的なものをまるっとそのままインプットする、というよりも、色々とインプットしたものをアウトプットする過程で自ら体系立たせる、というイメージでしょうか。
また、そのためには、
- ある程度のインプットの量(もちろん質は高いに越したことはない)
- 強制的なアウトプットの機会
が必要であり、それらを効率よく提供してくれるのがビジネススクールという場なのかなと思います。特に、このアウトプットの機会がどの程度戦略的に定められているか(求められるsynthesisのレベル、頻度、アウトプットの方法等)というのは、それぞれの学校によって個性が出るところかなと思います。
さて、長々と皆様にお付き合い頂きながら、このレポート&プレゼンの必要性を自らに言い聞かせたので、観念して作業に戻ろうと思います。
ちなみに、自分は、話が面白かった以下3名の話をsynthesizeする予定です。
- GSKのReal estate部門でオフィスのリノベーションをリードした人
- Cornellでtherapeutic landscapesを研究するドクター
- Hiltonの戦略イノベーション担当シニアディレクター