アメリカの四大スポーツといえばNFL、MLB、NBA、NHLですが、今回はクラスメイトに教えてもらった、NFLのちょっと変わった楽しみ方「Fantasy Football」のご紹介です。
Fantasy Football とは、NFLの実在の選手をドラフトして自分専用の仮想チームをつくり、実際の試合での選手のパフォーマンスにより付加されるポイントを競うバーチャルリアリティゲームです。大本の競技団体であるNFLを始め、YahooやESPN等多くの組織がFantasy Footballのリーグを開催しており、アメリカだけでも数百万人が参加していると言われています(Fantasy Baseball、Fantasy Basketball 等のFantasy Sportsを合わせると、アメリカとカナダで約6,000万人のユーザーがいるというデータも有るようです)
football.fantasysports.yahoo.com
各種団体が設定するオフィシャルなリーグの他に、友人同士でプライベートなリーグを作成することも可能で、自分もクラスメイトとのプライベートリーグに参加しています(ちなみに自分のチーム名は Wasabi fighters…笑)複数のリーグを掛け持ちしている人も結構います。
チームの作り方も本格的で、リーグの各チーム(大抵8~10チーム)がオンラインのドラフトシステムを使って選手を獲得します。また、サラリー・キャップ制度を導入しているリーグもあり、限られた予算の中でより良い選手を発掘しなければならないチームオーナーを疑似体験できます。
その後、選手の実際の試合における活躍状況(個人成績)に応じてポイントを獲得し、その合計得点を同リーグの他チームと競います。
例えば、自分のチームの選手が、実際の試合で負傷して試合に参加できなくなった場合や実際の個人成績が芳しくない場合、Fantasy Football上の個人成績も振るわないため、選手の交代をする必要があります。
これにより、NFLの試合の対戦結果だけではなく、各選手の活躍状況を定期的にチェックする必要が生まれ、NFLへのエンゲージメントがより深まっていくという面白い取り組みだと思います。