みなさま、あけましておめでとうございます。
冬休みに入ってからというもの、10日間のJapan Trek、クラスメイトとの年末年始&Ski Trip、さらに沢山の人に会いに行く中で中々更新できておりませんでした。
さて、MBA生活の3/4を終えた今、これまでの棚卸しとこれからの事について、考えをまとめながら書きたい内容が沢山溜まっており、徐々に記事にしていければと思っておりますが、2018年を簡単に振り返ってみると、とにかくよく書いた&話した一年でした。
このブログに始まり、大学のブログや日本人在校生サイト、週刊ホテルレストランでの連載、ウェビナーを主催したり、スピーカーとして呼んで頂いたり。オフィシャルなもの以外でも、多くの文章を書いた一年でした。特に年の後半からは意識して積極的にアウトプットの機会を求め、未熟者ながら貴重な経験を色々とさせて頂きました。
かつて、元ほぼ日CFOの篠田真貴子さんがこんなことを書いていました。
「書くことは、他者へ自分の考えを伝える方法」という話をきいた。私にとって書くことは、それもあるけど、書くことは、自分がさまざまな事柄を理解する方法でもある。
何かを理解しかけた感覚を覚えたとき、「書きたいな」という欲求をもったりもする。
若い頃は書くことは苦手意識があった。書かないと理解ができないような事柄にも直面してなかった。
唯一の例外期間は、高校生で1年間交換留学をしたとき。この1年は日記も書いたし、友達や家族への手紙もたくさん書いた。理解できないことだらけだったんでしょう。
周りからは私のアウトプットに見えるものが、私にとっては実はインプットだったりする。アウトプットという形を作る過程で、情報にアクセスし、考察を加える。この情報と考察が、インプットになる。
まさに今年の自分が、この「何かを理解しかけた感覚を覚えたとき…」の状態であったように思えますし、アウトプットに見えるものが自分にとってはインプットである、というのもまさに去年後半の自分の経験と重なります。
MBA1年目の2017年後半~2018年前半は、とにかくインプットの年で、新たな環境での新たな学びを一生懸命取り込み、必死で食らいつく、という年でした。これまでの人生にないほど多くを学んだ一方で「理解しかけた」感覚にとどまるものが多かったのも事実でした。
一方、夏休みを挟んだ後の2年目は、アウトプットとインプットのバランスを取るように心がけ、積極的にアウトプットの機会にチャレンジした年となりました。
先日も、これまでのMBAで一番の学びはなんでしたか?というご質問を頂いたのですが、やはり「アウトプットとインプットのバランスがとても大事。何を学んだかということ以上に、学んだ内容をいかに分解して他の内容と組み合わせながら再構築してアウトプットするかということが重要」ということだったなと思っています。
MBA最後の1/4からはじまる2019年も、引き続きアウトプットの機会を積極的に求め、学びを意義あるレベルに昇華して卒業したいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします!