今日は、自分がJohnsonを目指した理由についてご紹介します。久しぶりにビジット時や卒業生とのチャットの記録を見返したのですが、その頃を思い出しとても懐かしくなりました。
キャンパスビジット時のイメージ
自分は、本格的に出願準備を開始する前に、Johnson含め3校ビジットしたのですが、その時の印象が一番の決め手となりました。
スモールコミュニティ
これは在校生のブログ、チャットを通じてJohnsonの特徴であることを知ってはいたのですが、実際にビジットしてSage Socialへ参加をしたことで、改めて魅力的に感じる事ができました。
また、このスモールコミュニティというのは、
小さなクラスサイズ(2学年で556名) ✕ イサカという立地
という掛け算から生まれるもので、単にサイズが小さいということではなく、クラス以外の課外活動含めて同じコミュニティ内で行われることによる連帯感のようなもの、だと個人的には解釈しています。
※Sage Socialについての詳細はこちらからどうぞ
さらに、このスモールコミュニティの中で、いくつものリーダーシップの機会があるというのも、これまで海外経験が無いところからMBAを目指す上では自分にフィットしていると感じました。
進学した今でも同じ印象を持っていますが、自ら仲間を巻き込み行動を起こして、いくつものリーダーシップの機会を作り出すことができる、という方がより正確だと思います。
ビジットで一緒になったアプリカント達の雰囲気
同時期にビジットした他校と比べ、アプリカント達の雰囲気(目的意識?)にも違いがあったのが面白く、全員がそのまま将来のクラスメイトになるとは言わないまでも、個人的にはひとつの判断材料になりました。
自分が進学している場面を想像できるか
これまた主観的ですが、こういった「肌で感じる」タイプの判断材料を得られるのも、ビジットする大きなメリットの一つだと思います。「良い学校かどうか?」に加え、「自分に(自分の目的に)合った学校かどうか?」という軸でも考える材料となりました。
※ビジットについてはこちらの記事もどうぞ。
ホテルスクールとの連携
不動産デベ&ホスピタリティのバックグラウンドのため、ホテルマネジメントのトップスクールが同大学内にあるというのも魅力のひとつでした。
(ちなみに、SC Johnson College of Business としてのコラボにより、The Hotel SchoolとDysonの単位をJohnsonのelectiveと同じ扱いで取得できます)
また、実際にJohnsonの卒業生からMMHの卒業生を紹介して頂き、さらにそのつながりから Cornell Hotel Society Japan | CHSJ の会合にも参加させてもらうなど、受験前からCornellのネットワークに大いにサポートして頂きました。
サステナビリティ分野での実績
Johnsonをユニークなプログラムにしている要素の一つが、Center for Sustainable Global Enterpriseによるサステナビリティ分野へのフォーカスです。
私は、特に卒業後にサステナビリティ特化したキャリア(renewable energy や impact investingなど)を目指している訳ではないのですが、今後、どの産業においても、企業が自らの外部性に意識をより傾け、社内外に対して適切にコミュニケーションする必要が出てくると感じており、この分野について米国での事例含めて勉強しておきたいと思っていました。
実際に、1年目の春学期にはSustainable Global Enterprise Immersion を専攻し、e-Commerce企業をクライアントにプロジェクトを行っています。
その他
在校生・卒業生
同業、異業の多くの在校生・卒業生に話を聞きました。一部の方には、メンターのように色々と相談に乗って頂き、また、Johnsonの卒業生と一緒に仕事をさせて頂くという幸運にも恵まれました。
合格が決まったときは、先輩方に良い連絡をできるのが嬉しくてたまらなかったのを覚えています。
ランキング・知名度
先程の様に「良い学校かどうか?」だけではなく、「自分に(自分の目的に)合った学校かどうか?」という軸に重きを置いていたため、ランキングはあまり気にしませんでしたが、全く見なかったという訳でもないので一応記載しておきます。留学自体は2年間ですが、卒業後はずっとその学校の卒業生であり続けるというのも、それはそれで事実なので。
余談ですが、在校生や卒業生への質問として「なぜ今のランキングだと思いますか?」というのは面白い質問かと思います。
心配だった事
ビジネスとの距離
イサカはNYCから車で4時間半と、都市から離れた場所にあります。そのおかげで魅力的なコミュニティや、学問に集中できる環境が得られる一方で、丸々2年間ビジネスとの距離が開きすぎてしまうのでは?ということが心配でした。
結果としては、Immersion program や BR consulting、BR venture、Cayuga fund などビジネスにコミットできるプログラムも多く、インターン等も含め、アカデミックとビジネスのバランスはそれぞれの個人次第だと感じています。
個人的に、1年目は、クラス、インターンリクルーティング、Immersionで大分スケジュールがいっぱいになってしまったのが実際のところです。
施設面
Johnsonの入っているSage Hallは歴史のある建物で、最新鋭のピカピカ施設というわけではなく、そこまで施設面には魅力を感じませんでした。
しかし幸運なことに、今年から新たにBreazzano Family Center ができたたため、class room, breakout room ともにきれいな建物が使えています。
※移転ではないので、クラスはSageとBreazzano両方で行われ、メインはあくまでSageに残っています。なので、授業ごとに行ったり来たり(徒歩7分くらい)する日もあります。
以上、少しでもご参考になれば幸いです。
もし、Johnsonについてご興味を持って頂き、ご質問等ございましたら、こちらよりご連絡頂けますと幸いです。