Trillium という学食で Impossible Burger が食べられると友人から聞いて、試してきました。
Impossible Burger とは、肉を一切使わず、植物性の原材料から作ったパテを使用したハンバーガーです。現在、アメリカではこのImpossible Burger と Beyond meat が、肉を使わないハンバーガーの2大勢力となっています。
Impossible Burger の原料は、主に小麦とじゃがいものプロテインで、レグヘモグロビンという大豆由来のヘモグロビンが、より肉の味や風味に近づけているそうです。
The Impossible Burger is made from simple ingredients found in nature, including wheat protein, coconut oil, potato protein, and heme.
また、このImpossible Burger のパテは、牛から作られたパテに比べ、1/20の土地、1/4の水を使い、1/8の温室効果ガスを排出するとのことで、よりSustainableな食料調達に貢献するとのこと。
見た目は、焦げの感じ、パテの中の感じも含めて通常のハンバーガーのよう。
食べた感じも、ほぼ違和感がなく、何も言われずに出されたら気づかないレベルだと思います。ただ、結構ソースとチーズが濃かったので、パテだけで食べてみたいとも思いました。あえて何か違いを探すとすれば、肉の繊維が少し本物よりも細かく、舌触りがゆるい感じかもしれません。大豆の風味も感じた気もしますが、恐らく先入観のせいだと思います。
同じぐらいの金額を出して食べる、こだわったハンバーガーに比べると、確かにまだ劣る部分がある気もしますが、本物の牛肉との差は想像よりも遥かに迫っている印象を受けました。
=追伸=
と、いいつつ同じ日の夜にたまたま牛肉のハンバーガーを食べる機会があり「やっぱ牛のほうがおいしい」と前言撤回… やはり適度なあらびき肉の食べごたえ、脂の香りあたりが違いかなと、あらためて思った次第です。