MBA受験にあたり、TOEFLよりもIELTSの方がスコアを出しやすいと感じた体験談です。
TOEFL体験談
欧米MBAを目指す際、多くの人がまず立ち向かうのがTOEFLまたはIELTS、いわゆるEnglish Proficiency Testだと思います。私も、MBA出願をぼんやりと意識しだした頃から、まずはTOEFLに着手。MBA受験生の定番である以下2点をamazonで購入し、自習を開始しました。
TOEFLテスト3800
MBA受験のド定番。Rank.1からRank.4までに分類されており「Rankいくつ迄やればOK」といった会話が良く聞かれます。私は、勉強中に分からない単語に出会った時、その単語が3800に載っていれば覚える、という判断材料としても使っていました。
Official Guide to the TOEFL test
TOEFL、IELTS、GMAT等共通して、オフィシャルガイドをしっかりとやり込むというのが王道中の王道です。
欧米トップスクール出願の目安である100点OVERを目標に1ヶ月程自習をした後、初回受験。スコアはトータル85点でした(当時の英語力は、TOEIC905点、仕事で若干英語を使用する程度)その後、だらだらと自習と受験を続けたものの、WritingとSpeakingの自習に限界を感じ、トータル91点をもって一旦勉強を休止しました。
※TOEFLスコア履歴
DATE | TOTAL | READING | LISTENING | WRITING | SPEAKING | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2014/8/30 | 85 | 26 | 21 | 20 | 18 |
2 | 2014/10/26 | 87 | 22 | 23 | 22 | 20 |
3 | 2014/12/21 | 91 | 25 | 25 | 22 | 19 |
IELTS体験談
数ヶ月後、「IELTSというテストがTOEFLよりも簡単」という噂を聞きつけ、試しに受験をしてみたところOverall 6.5を獲得。あと0.5で必要スコアOverall 7.0を達成できることから、IELTS転向を決め、Official Guideで自習を開始。2回目で7.0をクリアし、さらに、GMATの勉強を開始した後にマークした7.5を出願スコアとしました。
※IELTSスコア履歴
DATE | OVERALL | READING | LISTENING | WRITING | SPEAKING | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015/3/21 | 6.5 | 6.0 | 6.5 | 5.5 | 7.5 |
2 | 2015/6/6 | 7.0 | 7.0 | 8.5 | 6.0 | 6.5 |
3 | 2016/3/5 | 7.0 | 7.0 | 7.5 | 6.0 | 7.0 |
4 | 2016/3/19 | 7.0 | 7.5 | 8.5 | 6.0 | 6.0 |
5 | 2016/4/30 | 7.5 | 9.0 | 8.0 | 6.0 | 6.5 |
出願スコアとなった5回目には、GMATの勉強を開始した事が大きく影響(とくにReading)しており、また、TOEFL初回受験時から1年半が経過していることから、一概には言えませんが、確かにIELTSの方がスコアメイクをしやすい、という印象を持ちました。
その理由は 次の記事でご説明します。